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小波サーフィンが苦手な人へ|スピードを保つコツ3選と練習方法

今日はフリーサーフィンをしに千葉の旭のポイントへ!
ただ波はかなり小さめです。
とはいえ、膝〜たまに腰くらいのうねりが入ってくるタイミングもあります。
海のコンディションはオフショアで、全体で20〜30名ほどが入っている状況。

せっかくの小波ということで、今回は「小波での上手な滑り方とスピードのつけ方」を紹介します。
サーフィンはスピードが無ければ技には絶対繋がりません。
ロングライドするにもある程度スピードが無ければ波に置いて行かれてしまい上達が難しくなります。
僕自身も意識して練習してみるので、ぜひ参考にしてください。

小波サーフィンが難しい理由とは?

小波は波のパワーが弱いため、スピードがつきにくく、失速しやすいのが特徴です。
しかし、プロや上手いサーファーは小波でも安定したスピードと流れるようなライディングを実現しています。

その違いは「波の使い方」にあります。
ここでは、小波でもしっかりスピードを保つための3つのポイントを解説します。


小波サーフィンでスピードを保つ3つのコツ


① ピークからテイクオフする

波の最もパワーがある場所=ピークからテイクオフすることが、小波では特に重要です。

ピークは波が最初に崩れる場所で、パワーゾーンと呼ばれます。
小波はパワーがないため、ここからしっかり初速を得ることで、その後のライディングが安定します。


② 波のパワーゾーンから離れない

テイクオフした後に波の先に出すぎてしまうと、パワーのないセクションに入ってしまい失速します。
これを避けるためには、常に波のパワーゾーン(ピーク近辺)に居続けることが大切です。

スピードが落ちたと感じたら、
① カットバック
② カービング
③ 軽く戻るターン

などで、波の中心に戻る動きを意識しましょう。


③ 小波用のサーフボードを使う(※練習には非推奨)

普段のボードより5〜10cm短くし、幅を広く・厚みも増やすことで、小波でも走りやすいボードにできます。

【小波用ボードの特徴】
① 取り回しがしやすく、動きやすい
② 浮力が増して、弱い波でも前に出やすい

ただし、今回はこの方法は使いません。
理由は、「小波用ボードは練習には向かない」からです。

小波用の板だと、どんな波でも簡単に走れてしまい、波のパワーゾーンを使う技術が育ちにくくなります。

結果として、前に出すぎてしまう癖がついたり、ターンで繋ぐ感覚が身につかず、上達が遅れてしまう可能性があります。


小波用ボードは「楽しむための道具」として使おう

小波用のボードは、あくまで楽しむための道具として考えましょう。

① 膝腰サイズしかない日
② モチベーションが上がらない日
③ 少しでも波に乗りたいとき

そんな時に小波用ボードを使えば、しっかり走ってくれるので気持ちよくサーフィンができます。
「練習用」ではなく「遊び用」としての使い分けがおすすめです。


今日のクロケン使用ボード

今日はあえて、普段通りのボードで小波練習に挑みます。

【使用ボードスペック】
① 長さ:5’11(ファイブイレブン)
② 幅:18と1/2インチ
③ 厚み:2と5/16インチ
④ モデル:シャープアイ「OKモデル」


サーフィン後の感想

今日のライディングは納得いくものではありませんでした(笑)
ただ意識的に練習を行うと、普段とは違う動きになるため調子が落ちるのは当たり前です。

それでも大事なのは継続すること。

「継続は力なり」とよく言いますが、本当にその通りで、
自分が信じた方法を続けていけば、必ず成長につながります。


よくあるQ&A

Q. 小波で失速してしまいます。どうすればいい?
→ ピークからテイクオフし、パワーゾーンをキープする意識を持ちましょう。

Q. 小波用ボードは上達に向いてる?
→ 楽しく遊ぶには最適ですが、練習には不向きです。

Q. 小波でも上達できますか?
→ もちろん可能です。波が弱い分、板の扱いや波の見極めが鍛えられます。
 ※波のサイズがあるのならサイズのある場所でやるのがベストです。


まとめ:小波でも上達できる!コツは意識と継続

① ピークからテイクオフして初速を得る
② パワーゾーンから離れずに波の中心で動く
③ 楽な道具に頼りすぎず、技術を磨く意識を持つ

どんな波でも「考えてサーフィンする」ことが上達への近道です。
地味な練習でも、必ず未来の自分に返ってきます。

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