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サーフィンで波に乗り遅れる人の特徴|見直すべきチェック項目10選

皆さんこんにちは!プロサーファーのクロケンです。今回は、サーフィン初心者の方に非常に多い悩みである「波に乗り遅れる原因」について解説します。テイクオフでしっかりパドリングしているつもりなのに、立った瞬間に置いていかれてしまう。あるいは、そもそも波をキャッチできない。こうした悩みは、実は複数の原因が重なって起きていることが多いです。

そこで今回は、波に乗り遅れる人が見直すべきチェック項目10選として、テイクオフやパドリングの重要ポイントを整理していきます。どれも基本だからこそ改善できると一気に変わります。自分に当てはまるものがないか、ぜひ確認しながら読み進めてみてください。

1. パドリングで指を開いていないか?

まず最初に見直したいのが、手の形です。パドリングでは、指を大きく開いてしまうと水が指の間から抜けやすくなり、うまく水をつかめません。本人は強く漕いでいるつもりでも、実際には推進力が逃げてしまっているケースが多いです。

正解は指を閉じた状態です。指が開いていると水の中で指先がブレやすく、しっかり水を押せません。サーフィンのパドリングは回数よりも、1かきごとの質が大切です。まずは「水を逃がさず押せているか」を見直してみてください。

2. 浅いところばかり漕いでいないか?

次に大事なのが、漕ぐ深さです。浅い位置だけをパシャパシャ漕いでも、推進力は弱くなりがちです。前に進むためには、水の重いところをしっかり押す必要があります。

目安としては、肘がある程度曲がる深さまで手を入れ、表面だけではなく少し深い位置の水をとらえる意識が重要です。(肘の角度は120度~135度くらいがおススメです)
深いところの水を押せるようになると、1かきごとの前進力が変わります。波に乗り遅れる方は、まず「深い位置を漕げているか?」を確認してみてください。

3. パドリングのときに足が開いていないか?

これは非常に多い事象でありサーフィン初心者あるあると言えるくらいです。パドリング中、あるいはテイクオフの立ち上がりで足が大きく開いてしまうと、テールが浮きやすくなります。テールが浮くとノーズとのバランスが崩れ、ボードが前に走りにくくなります。

さらに、テールが安定しないことでノーズが刺さりそうな感覚が出てしまい、怖くなって動きが中途半端になることもあります。結果として、スピードが落ちて波に置いていかれやすくなります。足はボードの上に、ヒザとモモがボード上にあるのが理想です。

4. 胸を反りすぎていないか?

胸を反ってパドリングすると波に乗り遅れやすくなります。胸を反るとノーズが浮きいてしまうため、スピードがロスし波をキャッチしにくくなります。

初心者の方は、まず胸をボードにつけて安定した姿勢を状態でパドリング出来るようにしましょう。

5. パドリングをやめるのが早すぎないか?

波に持ち上げられると、早い段階で「もう乗れた」と判断してパドリングを止めてしまう方がいます。しかし、これは非常にもったいないです。テイクオフでは、波の一番おいしいところで自分のスピードを最大限に合わせる必要があります。

波の一番おいしいところとは、
「波の中間からトップの間」ここに差し掛かった時にパドルを強めるのが乗り遅れないコツです。

波に持ち上げられた瞬間に安心して漕ぐのをやめるのではなく、しっかり最後までパドリングして波の力をキャッチすることが大切です。自分のスピードと波の押し出す力、この両方が合わさったときに、テイクオフは最も成功しやすくなります。

6. 波に対して垂直に漕げているか?

波に乗るときは、まず波に対してしっかり垂直にパドリングすることが大切です(真っすぐ岸に向かって漕ぐイメージ)特に厚い波やパワーが弱い波では、最初から斜めに逃げるように漕ぐと、十分に波をキャッチできず乗り遅れやすくなります。

横へ滑る意識や斜めテイクオフは、しっかり波をつかめるようになってから取り入れる方がおすすめです。初心者の方は、まず真っすぐ漕いで波の力を受けることを優先してください。

7. ピークがずれていないか?

テイクオフで重要なのはポジション取りです。どれだけパドリングが良くても、ピークから大きく外れた場所にいると、そもそも波のパワーをもらいにくくなります。

ピークの少し脇くらいならまだチャンスはありますが、崩れ始めから遠いショルダー寄りで、しかもまだ崩れない場所から乗ろうとすると、波の押し出しが足りず乗り遅れやすくなります。波をよく見て、どこが一番力のある場所なのかを把握することも乗り遅れないためには重要です。

8. 乗れない波ばかり選んでいないか?

セットが入ってきても、大きめの良い波を避けて、手前の小さい波や弱い波ばかり追いかけてしまう方がいます。その波で乗れるなら問題ありませんが、毎回乗れない波ばかり選んでいるなら見直しが必要です。

なぜその波を選んでしまうのか。大きい波が怖いのか?失敗したくないのか?自分の中で理由を整理してみることが大切です。案外多いのは「失敗したところを見られるのが恥ずかしい…」ではないでしょうか?

サーフィン初心者の方ほど、怖さから無意識に弱い波へ逃げることがありますが、上達のためには大きい波にチャレンジする度胸もある程度必要です。

9. 立つタイミングが早すぎないか?

波に持ち上げられると、つい「今だ」と思って早く立ってしまう方がいます。しかし、実際にはまだ十分に波に押されていない段階で立ってしまうと、立った後にスピードが足りず置いていかれやすくなります。

大切なのは、波に完全に乗る直前までしっかりパドリングし、ボードが前へ走り出す感覚を確認してから立つことです。テイクオフが安定しない方は、立つタイミングをほんの少し遅らせる意識を持つだけでも変わることがあります。

10. サーフボードの浮力は足りているか?

最後は、道具の問題です。どれだけ頑張っても、今の自分に対して浮力が足りないボードに乗っていると、波に乗り遅れやすくなります。特に体重に対してリッター数が少なすぎると、パドリングの段階で明らかに不利になります。

もちろん、技術が高ければ少ない浮力でも乗れますが、初心者から中級者の方が無理に小さいボードに乗ると、テイクオフの成功率は大きく下がります。たとえば体重80kg前後でショートボードなら、最低でも30L前後は必要です。浮力が足りていないと感じる方は、まずボード選びから見直すのも有効です。

まとめ

波に乗り遅れる原因は、一つではありません。手の形、パドリングの深さ、足の位置、胸の姿勢、パドリングをやめるタイミング、波に対する角度、ピークの見極め、波選び、立つタイミング、そしてボードの浮力。こうした要素が少しずつズレることで、結果として「乗れない」「置いていかれる」状態になります。

逆に言えば、どれか一つでも改善できれば、テイクオフは変わり始めます。サーフィン初心者から中級者の方は、全部を一気に直そうとしなくて大丈夫です。まずは自分に一番当てはまる項目を一つ選び、それを重点的に見直してみてください。

波に乗れる本数が増えると、サーフィンは一気に楽しくなります。テイクオフとパドリングは地味ですが、上達の土台です。乗り遅れに悩んでいる方は、ぜひ今回のチェック項目を海で意識してみてください。きっと変化が出てくるはずです。

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